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Crystal ball ( リダイレクト:水晶玉 ) : ウィキペディア日本語版 | 水晶玉[すいしょうだま]
水晶玉(すいしょうだま)とは水晶を球状に加工した物のこと。一般的に色の付いた水晶ではなく、無色透明な水晶が材料として選ばれる。定義の上では球状に加工した水晶であれば水晶玉と言えるので、その大きさは問われないが、一般的に人間にとって扱いやすい大きさであることが求められる。以上のような特徴を持った水晶玉は古くから作られてきたと言われているものの、いつ頃から作られだしたのかは定かではない。ただし2000年前の奈具岡遺跡(京都府京丹後市)が水晶をはじめとする貴石を数珠状にする細工工房であった〔京都府立山城郷土資料館 〕ことから、水晶を球形に加工する技術は、少なくとも弥生時代中期にさかのぼるものと考えられる。なお硝子などを材料に作った模造品も存在する。 == 用途 ==
水晶は宝石の一種として扱われることもあることから、水晶玉は宝石の加工品として装飾品などとして用いられる。他に水晶玉の呪術的な力については証明されていないものの、一部の人々は水晶玉に呪術的な力があるとしてパワーストーンとして扱ったり、スクライング(scrying、幻視を得る占い)に用いる。手品など不思議な雰囲気を醸し出したい場面での小道具として用いられることもある。さらに絵画などに何らかの意図を持って水晶玉が描かれることもある。また架空世界では実際に何らかの力を持った水晶玉が登場することすらある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水晶玉」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Crystal ball 」があります。
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